2017 / 10
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◆二十歳の竹本京子と七十八歳の杉田万寿子。
年の離れた二人の、友情の物語。
京子の山本や荻野との恋の出来事もでてくる。
かないそうで、かなわない。

京子と万寿子の二人旅の夜、万寿子が語る肉親の思い出が哀しい。
ひきこもりの老女と見られていた万寿子と、京子が触れ合って友情が
育まれていく過程が、オモシロイ。


◆ 人が出会うって、どういうことだろう。
どんなきっかけが、ボクラの心の鍵を開くんだろう。

命の一生のことを思った。
生きることを思った。
それは、誰かの思い出と想いを自分の中にもらうこと。
命と元気をもらうことで、痛みと哀しみをもらうことでもある。
しかも、一回だけ。
過ぎていくこと、老いていくこと。
絶対的な別れの哀しみ、それゆえ貴重な命の時。
いろいろんなことを、思わせてくれた。

コミカルで、哀しくて、恋しい。
読み終えて、心がシンとする豊かな物語。

(黒野 伸一 著 「万寿子さんの庭」2009.10 小学館文庫)

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本命くじら

Author:本命くじら
 本が好きです。自然も好きです。
人間という生き物にキョウミシンシン!
本は快楽。本はエネルギー。…ってことで。
 よろしく!

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