「こじつけ」でしかないかも、の「個人的読書ろく」。ここにありっ!(…ってほどでもないか。)
| 「ラブ・イズ・ザ・ベスト」を読む。 | 2008-06-28 |
◆ 「100万回生きたねこ」を読んだ縁で、彼女のエッセイを読みだした。
思ったのは、言葉はこんなに面白いのかってこと。
観察眼の、目の付け所の楽しさ、ユニークさ。
まさに、この人がであって、見たものだ。
◆ 思い出す人の口癖とか(「逆に言えばナ」「人をあやめちゃいけないよ」
「私はそう思うの」など。人物の声が、ボクの頭の中でリフレーンする。)
そこに、連なる思い出が綴られている。
たくましい。むきだしの生の痛快さ。
心を楽にしてくれたり(「産んだだけなのよね」)、
特別な付き合いはないのに、そこにその人がいるだけで、心が救われるような気持ちになる。
そんな友だちが入院してしまったときに、元気になってほしいと痛切に願ったりする(「大丈夫だったら」)。
◆ 読み出したらとまらない。
…で、あるから…。
…と、いうわけで…。
目下のエッセイ読書は、佐野洋子ドノです。
(佐野洋子 著 「ラブ・イズ・ザ・ベスト」 新潮文庫)
思ったのは、言葉はこんなに面白いのかってこと。
観察眼の、目の付け所の楽しさ、ユニークさ。
まさに、この人がであって、見たものだ。
◆ 思い出す人の口癖とか(「逆に言えばナ」「人をあやめちゃいけないよ」
「私はそう思うの」など。人物の声が、ボクの頭の中でリフレーンする。)
そこに、連なる思い出が綴られている。
たくましい。むきだしの生の痛快さ。
心を楽にしてくれたり(「産んだだけなのよね」)、
特別な付き合いはないのに、そこにその人がいるだけで、心が救われるような気持ちになる。
そんな友だちが入院してしまったときに、元気になってほしいと痛切に願ったりする(「大丈夫だったら」)。
◆ 読み出したらとまらない。
…で、あるから…。
…と、いうわけで…。
目下のエッセイ読書は、佐野洋子ドノです。
(佐野洋子 著 「ラブ・イズ・ザ・ベスト」 新潮文庫)
| 「100万回生きたねこ」を読んで…の言葉のようなもの | 2008-05-22 |
悲しみの栓だった
とらねこが死んだ。
王様も、
船乗りも、
手品つかいも、
どろぼうも、
おばあさんも、
小さな女の子も
好きだった 嬉しかった…。
その ねこと いっしょにいることが。
「栓」が抜けた。
心の哀しみの穴をふさいでいたのに。
ごーごーと冷たい風が とまらなくなって
心が 震えて
おんおんと みんな 泣いた。
100万回生まれかわって
一度も泣かなかった
とらねこも
初めて泣いた
いっしょにいると
初めて うれしいとおもった
白いねこが
死んでしまった…
ごーごーと冷たい風が とまらなくなって
心が 震えて
おんおんと とらねこは 泣いた。
そして
白いねこの隣で
動かなくなった
今度は 生まれかわらなかった
…とらねこ。
(佐野洋子著「100万回生きたねこ」講談社1977.10)
◆ 年代や置かれた状況によって、いろいろな感想がありそうな
この童話を、おじさんという年代になって、最近やっと読んだ。
物語りもだけど、挿絵も楽しい。
思ったこと二つ。
一つは、避けられない「死」。それによる別れの空白感。
でも、その運命を知っているからこそ、出会えたことを歓ぶ。
それは、生きる楽しみなんだってこと。
二つめ。人任せで自分自身が空虚で、嬉しくない「生」はつらいなぁってこと。
生きるって、何だろうね。
心のツボを刺激する物語だった。読み返したくなる童話だった。
あなたは 何を思った?
とらねこが死んだ。
王様も、
船乗りも、
手品つかいも、
どろぼうも、
おばあさんも、
小さな女の子も
好きだった 嬉しかった…。
その ねこと いっしょにいることが。
「栓」が抜けた。
心の哀しみの穴をふさいでいたのに。
ごーごーと冷たい風が とまらなくなって
心が 震えて
おんおんと みんな 泣いた。
100万回生まれかわって
一度も泣かなかった
とらねこも
初めて泣いた
いっしょにいると
初めて うれしいとおもった
白いねこが
死んでしまった…
ごーごーと冷たい風が とまらなくなって
心が 震えて
おんおんと とらねこは 泣いた。
そして
白いねこの隣で
動かなくなった
今度は 生まれかわらなかった
…とらねこ。
(佐野洋子著「100万回生きたねこ」講談社1977.10)
◆ 年代や置かれた状況によって、いろいろな感想がありそうな
この童話を、おじさんという年代になって、最近やっと読んだ。
物語りもだけど、挿絵も楽しい。
思ったこと二つ。
一つは、避けられない「死」。それによる別れの空白感。
でも、その運命を知っているからこそ、出会えたことを歓ぶ。
それは、生きる楽しみなんだってこと。
二つめ。人任せで自分自身が空虚で、嬉しくない「生」はつらいなぁってこと。
生きるって、何だろうね。
心のツボを刺激する物語だった。読み返したくなる童話だった。
あなたは 何を思った?
| これでもかっ!のエッセイ集「ふつうがえらい」をゆっくり読む。 | 2008-05-14 |
今まで気づかなかった、心の奥の調理場に、
ひっそりと置かれている鍋があったとしよう。
それを、ぐるぐると、かき混ぜるように読むのです。
すると、不思議な料理が出来る。
食べると
うま〜くて、元気のでる料理 が できてしまう。
…そんなかんじの
佐野洋子のエッセイ「ふつうがえらい」は
「笑を こらえるのが えらい」
(佐野洋子著「ふつうがえらい」新潮文庫)
ひっそりと置かれている鍋があったとしよう。
それを、ぐるぐると、かき混ぜるように読むのです。
すると、不思議な料理が出来る。
食べると
うま〜くて、元気のでる料理 が できてしまう。
…そんなかんじの
佐野洋子のエッセイ「ふつうがえらい」は
「笑を こらえるのが えらい」
(佐野洋子著「ふつうがえらい」新潮文庫)
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