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  読みたかったオモシロ小説が目の前にある のに、
つい読んだしまったこの本…。

◆ 病気知らずで、アウトドアと本好き人間だったボクが脳梗塞で入院した。
食事もとれず、TVも本も読めなかった。
日にちが過ぎて、リハビリが始まった。
これは、何かの間違いではないかと思い、根性でリハビリをすれば、完治するだろうとも思った。
あれからの数年、失敗の中を歩き、今もリハビリの中にいる。

◆ この本は、「認知運動療法」という、新しいリハビリの考え方を紹介している。
ボクがこれまで受け、やってきたリハビリとは、かなり異なる考え方だ。
患者には、リハビリの意義や、続けることへの確信になる言葉が、詰まっている。
リハビリの現場で働くセラピストには、その仕事は「ロマンチック・サイエンス」に
変わる可能性があると言っている。

豊かな人間の体に新鮮な目を注ぐこと、感性を磨くこと。
患者もセラピストも、病気の根本である「脳」の科学とともに
手足などの損傷部位を、とらえなおしてリハビリをしようと言っている。

◆ 患者がセラピストと一緒に、体のことを学びながら、リハビリに主体的に関わる
のが、この療法の特徴だ。 後半、こんな言葉がある。
「患者自身が自己の身体と向き合って日々を生きることの価値を理解できれば、
退院後も運動麻痺の回復はゆっくりと進む。
…学ぶことをやめない人間には、いつも可能性の扉が開いている」
(P234)

この本はリハビリの話をしながら、学ぶことのステキさも語っている。
今流行の、勝ち組になる方法でも、霊の世界の神秘でもない。
生身の命が歓ぶような、学びのことだ。

(宮本省三著「脳の中の身体~認知運動療法の挑戦~講談社現代新書」2008,2)


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本命くじら

Author:本命くじら
 本が好きです。自然も好きです。
人間という生き物にキョウミシンシン!
本は快楽。本はエネルギー。…ってことで。
 よろしく!

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