2017 / 10
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そう来たか。
教訓。小説は最後の最後まで、気を抜かないで読みましょう。
放り投げて踏みつけたいような、読み捨ての
つまらない陰惨なギャグマンガ風小説かぁと、後半まで思っていたのに…。
ころっと 騙された。
和田さんが 「忍びの者」みたいだ…。(笑)


◆ 幼い頃、伊賀に買われてきて、生国は明かされず、
人を騙し、盗み、殺すことを是として育てられた、滅法腕がたつ忍者「無門」。
どんな非情なことも、金になるとしればやるアホナ男(…と、思っておりました。)
 この男が、安芸の武家の家から、さらってきた女「お国」。

その時、お国に言った。
自分は、伊賀一の忍びで、銭の心配はかけないから、
伊賀に行って、夫婦にならないかと。

誇りもなく非情な無門が、お国の機嫌には、とても敏感で頭が上がらない。
彼女のためなら、危険でも金になる仕事をする。
血も涙もなく、裏切りこそ忍びの姿だという真髄を体現しているように見える「無門」。
そして、亭主を、尻に敷くタイプに見えた「お国」。
後半で明かされる二人、それぞれの思い…。

出だしで酷評し過ぎたかもしれないけど、テンポのある文体で
スピード感もあって、娯楽性のある作品だから、後半まで読ませてくれた。
でも、それだけだったら、上手い作家だなぁだけだった。

 無門とお国の関係があり、無門が、そこから得た生き方こそ、
一番印象に残った。



もう一冊の和田さんの本も、読んでみようかな。 (8/6改稿 )

(和田竜著 「忍びの国」 新潮社 2008,5) 


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本命くじら

Author:本命くじら
 本が好きです。自然も好きです。
人間という生き物にキョウミシンシン!
本は快楽。本はエネルギー。…ってことで。
 よろしく!

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