2017 / 08
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◆ 年の初めにピッタリの一冊だった。
95歳という年齢に関係なく、次の映画を撮りたいという現役の映画監督・シナリオライターが語る、今を生きるこだわり。

◆ 先に逝ってしまった、大切な人たちを振り返るときも、回顧だけではなく、今を生きることに繋がっている。殿山泰治や乙羽信子。彼らは、今も好奇心を与え、心が錆びないようにしてくれる存在だと語る。亡くなった後も、心に生き続ける、大切な人との出会いの意味を、改めて思った。

◆ 一番心に残ったことは、彼が漱石の文学の事を語り、それに関連して生きる姿勢を語っているところ。
漱石の精神は、利己主義とは違う「自尊の精神」だということ。
自分を大切にして生きることが、他の人を尊ぶ気持ちにつながる。

◆ いろいろと考えさせられた。よく言われる「自立の精神」という言葉ではなく「自尊の精神」という意味のことを。
ボクは本来の意味で、自分を大切に生きているだろうか。
ここで言っているように、自分を信頼して、尊いと思える日々をかさねて生きている人は、すごいと思う。日々の出来事を、ただ通り過ぎる風のように感じるのではなくて、自分の体の中に取り込んで咀嚼して、それを糧にして、過去を今に、今を未来へと、繋げるそんな歩き方をすることが「自尊の精神?」「それって具体的にはどんな生き方なんだろう?」 
などと、次々にいろいろなことを思う。

◆ いつの間にか、本の言葉が自分に棲みつく…
この本は、改めて「いのちのレッスン」の時をくれた。サンキュな一冊!

(新藤兼人著 「いのちのレッスン」 青草書房 2007,5)



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本命くじら

Author:本命くじら
 本が好きです。自然も好きです。
人間という生き物にキョウミシンシン!
本は快楽。本はエネルギー。…ってことで。
 よろしく!

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