2017 / 08
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(お話はというと…)
◆ 大阪下町の中華料理店・戸村飯店店主の親父とお袋。
そして、そこの一つ違いの兄弟・ヘイスケとコウスケがおりましたとさ。
 兄・ヘイスケは要領がよくてイケメンってことで女性に人気バツグン。
ひたすら家を離れたかった彼は、高校卒業と同時に、東京の専門学校に行って
小説家を目指す口実で家を出る。
学校は、すぐに辞めて、飲食店でバイトをはじめる。

 弟・コウスケは、単純だが明るく情熱的。
高校の合唱祭の指揮者に立候補したりして周りのみんなに好かれる。
ピアノを演奏してくれた北島と仲良くなる。
彼は高校を卒業したら、戸村飯店を継ごうと考えるが、父親に反対されて
関東の大学を、受験をすることになる。

さてさて、そんな二人の兄弟の、明日はどっちだ?
てんやわんやの、コテコテ大阪下町の兄弟の青春コメディ。

(読んでみて…)
◆ 気分がいいのだ。笑えるのだ。
読んでいると、日々の暮らしの中に、大阪人はどこかで「受け」をねらって
生きているのではないかとさえと思ってしまう(笑)。
大阪弁も、おおらかな感じがいい。

◆ 二人とも、好きな人や友人が出来る。二人を取り巻く人たちが、それぞれいい。
駅のホームで涙ながらに、ヘイスケが乗っている新幹線を追っかけて走る古嶋君には
真っすぐないい奴を感じる。
コウスケの予定外の受験勉強に「美人家庭教師」を自称して、まずいクッキーを作って
もってきてくれたりして、彼を励ましてくれる、憧れの岡野さんはカラッとして気取りがない。
他にも北島君、品村さん、アリさん、二人の親父など、魅力的な人物がワンサカだ。

◆ 一緒だった頃は、あまり話さなかった二人の兄弟同士。
違うようで似ている。似ていて、それぞれの個性もある。
親父のことや生まれ育った町とか戸村飯店のことなど。
ヘイスケじゃないけど、離れて、見えてくるもの。
…あるね。

(瀬尾まいこ著 「戸村飯店青春100連発」 理論社2008.3)


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本命くじら

Author:本命くじら
 本が好きです。自然も好きです。
人間という生き物にキョウミシンシン!
本は快楽。本はエネルギー。…ってことで。
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