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◆ 今最も好きな芸人・サンドウィッチマン。
二人の生い立ちや性格。高校ラグビー部での出会いのこと。
コンビ結成に至るいきさつ。
お笑いコンテスト・M-1グランプリで敗者復活をへて逆転優勝までのいきさつ。
その後と、これからのことを、コンビ二人が交互に、それぞれの視点から語る立体的な構成。
熱い思いが伝わってきた。
優勝したときのインタビューで、これからもお笑いのネタをやっていきたいと語った意欲が嬉しくて
大好きになった。

◆ 本の冒頭、こんな言葉があった。
「M-1チャンピオンになる前の僕らを、敗者だと言いたい奴には、言わせておこう。
名もなく、稼ぎもない年月を過ごしてきた僕らは、わかっている。
敗者とは、勝者になれるチャンスを手にしている者のことだ。
…敗者って、いいもんじゃないか。
そこに気づくまで、僕らは10年近くかかってしまった。」
この本を最後まで読むと、この言葉の意味がわかる。
本の後半には、彼らのこれからへの思いが書かれている。
それは、50歳60歳で単独ライブが出来るようになることだと。
その頃の彼らを見てみたい。

◆ 勝敗より、楽しさが目に浮かぶようなラグビー部の二人。
そして、先にお笑いの世界に入った富澤が、福祉用具の営業をしていた伊達を、粘り強くコンビに誘い続けた。
三年も了解しなかった伊達が、祖父の死で、涙が止まらない思いをして決意する。
「いっぱい笑って、楽しい時間を、全力で突っ走りたい。」と。

芸人の収入では食えないアルバイトぐらし。
付き合っていた人と結婚できなかったことや、いつ芽が出るかわからない二人のアパートぐらしのことも書かれている。

◆ 後半M-1の場面。TVの前で、大笑いして観ていた番組「M-1グランプリ」。
その裏で本人たちが、周りがどんな様子や気持ちだったかということがわかる。
自分が出場するみたいに、読んでいてドキドキした。

◆ 印象的だったこと二つ。
① 敗者を可能性をもった存在として、豊かに捉えることが気持ちを伸びやかにする。
②へこまされるシーンは、いくらでもあるけど、本気の気持ちを持つこと。
それが、生きてるってこと。



これからも、お笑いの舞台に立ち続けて欲しい。
本の存在を知って。ただちに手にして。ただちに読んだ。
待ちに、まってた一冊。

(サンドウィッチマン著 「敗者復活」 幻冬舎2008.9)



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本命くじら

Author:本命くじら
 本が好きです。自然も好きです。
人間という生き物にキョウミシンシン!
本は快楽。本はエネルギー。…ってことで。
 よろしく!

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