2017 / 08
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◆土曜日に観た「小三治」というドキュメンタリー映画の落語家・柳家小三治師匠の言葉。
「俺は陰気だから…」「小さん師匠から、お前の噺はおもしろくねぇなと、言われた…」
「落語家には、向いてない」。

TVのドキュメンタリー番組での場面も思いだす。
彼が動揺しそうな時に、心の中でつぶやく言葉は
「小さく、小さく」だという。

彼の根っこにあるものは、何だろう?
もしかすると、無いから始めてみる。無いを糧にする。
無いからこそ、あるものを、活かそう。

そんな、思いなんだろうか?

◆ 別の人がいる。免疫学者の多田富雄さんだ。
(このブログに、彼の本の感想を掲載。)
昨日、特集番組「いのちの科学者・多田富雄が残したもの」を放送していた。
世界的学者だった彼が、講演先で脳梗塞で倒れて、言語も歩行の自由も無くした。
変わり果てた、自分の姿に、最初は自殺のことばかり考えていたという。
その彼が、能の脚本を書き、往復書簡の本を残し、リハビリテーションの日数制限の方針に
抗議をして行動する。食事が命がけというほどの、重度の障害の日々の中での「創造的な日々」はどこから生まれたんだろう。
「機能回復だけでなく、人間性を取り戻すのがリハビリテーションだ」と本の中で、繰り返し述べるようになる。

番組の中の彼の言葉「捨てることで、本質が見えてくる」とはどういう意味なんだろう。
観終わってからも、その言葉が心にひっかかった。
無くしたものと向き合うこと。それは同時に、自分にしかないものと向き合うこと。
そんな意味なんだろうかと、勝手に考えてみる。

小三治師匠、多田富雄さん。二人は全く違う分野の人。
でも、本当の自分の在り方を深くみつめること。それを形にすること。
そこに、通い合うものを感じる。



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火曜日の夜、ドラマ「八日目の蝉」を観ている。
放映日初日、ボクのところに、原作小説のレビューを見に来た人が、1550名を越えてびっくりした。
ここの感想は、二年前に書いたもの。
こんな地味で独りよがりに、本の感想を勝手気ままに書いているブログに、多くの人に来ていただき
冷や汗タラリでした。でも、嬉しかった!サンキュ!

改めて映像で観ていて、「まる○」や「ペケ×」の、あれかこれかだけの価値基準では測れない、人の思いのようなものを感じた。
法律用語で考えれば、ヒロインの行動は「誘拐」なんだろうし、正当化はできないかもしれない。
でも、、「まる○」や「ペケ×」の物差しからこぼれ落ちる、人の心の奥行きのことを思う。

ヒロインが、心の痛みを抱えながら薫と逃走する哀しみ
…観ているこちらにも、伝染してくるんだ。


紅葉ほのか

◆ 映画も、芝居も本も、二回同じものを、見たり読んだりすることは少ない。

二回観た芝居の唯一の例外は、森繁久弥さんたちが演じた「屋根の上のバイオリン弾き」。
「子供だ子供だと言っているうちに、子供を作っちまうよっ!」って誰かのセリフがあったっけ。

細部は忘れたけど、古いしきたりに拘って娘の生き方に一度は反対するものの、最後は娘の幸せを願って、娘の生き方を受け入れる父親役を、彼は演じていた。

なんという、血のかよった歌と演技だっただろう。

二回とも、本当に楽しい時間だった。
森繁さんには、まったく色あせない存在感があった。 

逢えてよかった!サンキュ!



イチョウ桜2

◆ 写真は「四季さくら」とイチョウの共演。

柿桜

今朝 薄暗い時間に家を出た。

早朝の空に広がる うろこ雲。
薄暗い闇の世界から、
刻々とオレンジの輝きが変って明るさが増していく 秋の日の始り。
春と秋に咲く「四季桜」に逢おうと近くの里へむかう。

「四季桜」には ソメイヨシノのような艶やかさはない。
でも、イチョウやモミジなどの、秋の色たちと共演することで
個性を放って咲く桜だ。


イチョウと四季桜。
柿と四季桜。
秋の中に 溶けて 咲いていた。.

今年も 逢えた 秋のさくら。

◆ 写真は、柿の実と四季さくらの共演。


昨日と今日の早朝、暗い空をひたすら眺める。
流れる星を、観たいと思ったから。

静かな朝に、星を探す時間。
宇宙の片隅で、生きているんだなと思う。

夜空を見上げるとき、いつも思い出すのは、北村薫さんの小説「リセット」の冒頭。

「星です。わたしの最初の記憶は、流れる星なのです。」


昨日2つ。今朝3つ。
ス~ッと光の帯が天空を流れた。

以上間違いありません!(笑)


四季桜一輪

◆ 囚われのクラリスを助けようとカリオストロの城に忍び込んだルパンが、
クラリスを励まそうと、手品の要領で、一輪の小さなバラを差し出す。
そして言う。
「今はこれが精一杯」。

宮崎アニメの「ルパン三世 カリオストロの城」の好きな場面だ。
一輪だけの小さなバラ。
でも、大輪のような、励ましの思いが詰まっている。

…てな 話に、無理やりこじつけつつ載せる、「四季桜」の写真。
「今はこれが精一杯」 (笑) の咲き始めの一輪。


◆ 昨日から金木犀の甘い香りが、歩く先々で漂ってくる。
あなたの街は どう?

本命くじら

Author:本命くじら
 本が好きです。自然も好きです。
人間という生き物にキョウミシンシン!
本は快楽。本はエネルギー。…ってことで。
 よろしく!

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