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宮崎アニメ「風立ちぬ」が公開されたね。

スタジオジブリの作品いっぱいあるけど何が好き?
僕は「天空の城ラピュタ」
初期の作品「パンダコパンダ」(高畑勲監督、宮崎駿脚本)
「ルパン三世 カリオストロの城」
がいいなぁ。

「ラピュタ」では、パズーとシータが「パルス」と心一つに、声を重ねるとことか。

トトロの原型みたいなパンダが出てきて「とく~に、あの竹やぶがいい~」という「パンダコパンダ」のセリフは一時期、友人同士の流行語大賞みたいだった。

「カリオストロ…」では、ルパンが囚われの姫を助けようと侵入した城の中で、失意の姫を励まそうと手品で一輪の花を出して見せて「今はこれが、せいいっぱ~い」みたいなことを言う、コミカルななかに、ルパンの美しい心情がいっぱい。

あぁ。語り出すと、とまらない。

勇気と笑いと。
人として生きる歓びや誇りのようなものが、作品に溢れている。


それと対照的な政治家たちが、今回の選挙期間中は争点を避けながら、大勝したら「憲法改正」を狙っている。
一人ひとりの個性を尊重してきた「現行憲法」を、国民を縛りつけて戦争ができる、「別物の憲法」に変えようとしている。日本の未来が、大きく変わる可能性がある。
自分も、愛しい人も、子供も、孫も、すべての日本人が、戦火の中に消える危険を含んだ、自民党の「憲法改正草案」を見て,考えて欲しい。

自由と平和と勇気を、心を温める笑いで描いてきたスタジオジブリが、発行している小冊子「熱風」で「憲法改正」を取り上げ、宮崎さんを始め、戦争の哀しみを描いたアニメ「火垂るの墓」の高畑 勲監督らが「改憲もってのほか」などの声を上げて批判しているのは、当然のことだと思う。
無関心が、最大の問題と冊子の冒頭で書いている。

考えて欲しい。
平和で、ステキなアニメが見られる自由があって、個人の幸せな未来が創っていける国であるように。

  ◆読んで、感じて、考えて、想像しよう!  
スタジオジブリのHPで、8月20日まで「熱風」の「憲法改正」特集記事を、無料配信してる。 



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◆(読んで思った)

空気みたいだね今の憲法。黙ってそこにいるだけで、命や平和を守っているけど、普段は意識することは少ない。
でも、なくなると、初めてその存在の大切さに気がついて、息苦しくなる。


その憲法を変えて「国防軍」を作りたい人たちがいる。この本が取り上げている自民党の「日本国憲法改正草案」には、凄い事がいろいろ書いてある。
自民党の「憲法改正草案」は、例えば現憲法の9条の2項の「戦力を持たない。交戦権をみとめない」という条文を削って「国防軍」を持つと書いてある。「自衛隊」を「国防軍」にすることは、日本を質的に変化させる。以前の憲法に逆戻りして、戦前に回帰するような内容がいくつもある。

この本に関連のあることで、自民党幹事長がテレビ番組でした発言が、今朝の中日新聞に「特報」として、載っている。内容は、憲法を改正して「国防軍」となって、上官の命令に背いた隊員は、現在は制度的にない「軍法会議」に非公開でかけて「死刑」か「無期懲役」にする(現在の「自衛隊」は懲役7年が刑の上限)と。「立憲主義」を大事にしている人の発言とは思えない。
こんなふうに「国防軍」を作ることと、個人の自由や、表現の自由を制限する事はワンセットというのが「憲法改正草案」だ。

目前の参議院選挙に臨む時も選挙以降も、ぜひ、この本を読んで考えてほしい。
なぜなら、政治は無関係だとか、無関心だと言う人の身の上にも、自民党の「憲法改正草案」のように憲法が変われば、大きな人生の変化が訪れる可能性がある。無関心な人でも、無関係では生きられない可能性が高いのが改憲の問題。給料や年金や社会保障等の経済的なことは、とても大切。
そして、恋も友情も、大好きな趣味も、家族の幸せも、み〜んな『平和』が前提で、意味があって、味があって、楽しい人生のひとコマになると思うから。

(本の内容)
【序章 憲法の目的は人権を保障することにある】
【第一章 日本国憲法は立憲主義憲法である】
【第二章 憲法が保障する基本的人権】
【第三章 憲法は国の最高法規である】
【第四章 安全保障は人権の問題】
【第五章 暴走への懸念】
【終章 いまこそ一人ひとりが、良識をフルに働かせる時】


とても読みやすく、わかりやすい本。
著者の人間信頼への思いが伝わってくる憲法の本って、読んでいて楽しい。
現行憲法にながれている人間観の素敵さ。たとえばこんな言葉。

『立憲主義に基ずく憲法は、個人一人ひとりが大事であるとして個人に至高の価値をおき、自由や人権を謳っています。この考えの前提には、個人が価値の源泉であって、人は自ら生きたいように自分の人生を選び取ることができるという「可能性」への信頼があります。そして、法の仕組みによって権力を統制することで、この可能性を守ろうという試みが、近代以降、積み重ねられてきたのでした。(中略)私たちの自由や人権を守るための仕組みの、いちばん根本的な基盤をつくっているのが憲法です。』P210

大切なことが丁寧に書いてある、オススメの一冊。

(「憲法を 守るのは誰か」青井未帆 著
幻冬舎ルネッサンス新書 2013.7)





コンパクトで、ステキな本だ。ミロコマチコさんの挿絵が、とってもいい!
絵本みたいにゆったりした装丁だ。そして内容も豊かで、いい時間をくれた。

収録作品は「よいことわるいことって、なに?」「きもちって、なに?」「知るって、なに?」「あの町で 春、夏、秋、冬」「いっしょにいきるって、なに?」「自分って、なに?」「自由って、なに?」「人生って、なに?」「あの町で」という、東北の被災地のことを描いた作品以外の7編は「こども哲学」というシリーズの付録として書かれたという。


大半が、子供たちの交友や暮らしの中の一コマの優しい物語が綴られている。

そんな中で「自由って、なに?」という一編は、他とは異なるトーンで書かれて、特に印象深い。
ここには、重松さんの「個人的で、たいせつなお話」として、親友の自死のことが書かれている。
切なく哀しい。けれども、生きなきゃなぁと、心を押してくれる。

そして、重松作品の根っこに託し続けているものとし「不自由もあんがい気持ちいいものだよ、ということばかり書いている…」。「哲学というのは、生きることを好きになるためのヒントなんだ」と彼自身の作品や哲学への思いが、綴られている。

読み終えたあと、自分の中に、今流れている生命のことを思う。
人間という、自由で不自由な生き物のことを思う。
待ってたんだ!こんな一冊。


「きみの町で」重松清著 2013.5 朝日出版社)


本命くじら

Author:本命くじら
 本が好きです。自然も好きです。
人間という生き物にキョウミシンシン!
本は快楽。本はエネルギー。…ってことで。
 よろしく!

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