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◆ あるTV番組で、柳家小三治の舞台裏の姿を追って、落語への彼の思いを探っていた。
「小三治マニア」のボクとしては、ワクワクして三度も録画を観てしまった。

◆ これまで、舞台で観た「脱力のかたまり」のような姿からは想像できない、普段の物静かさや眼光の鋭さが、印象的だった。
師匠の小さんに「お前の噺は面白くねえなぁ」と言われて「面白い」に繋がることなら、何でも、いつでも考え続けてきた。そして、志ん生の言葉にヒントを得た「落語の極意」。
それは、お客を無理に笑わせるんじゃなくて、自然に演じて「つい笑ってしまうのが芸」という考え方。自分を磨いて、笑ってしまいたい客の心の中に自然に入っていこうとしている。それは、力技で人を笑わせるより難しいだろう。

◆ もっとも印象に残ったこと。
彼が、落ちつくために自らに呟く言葉は「小さく 小さく」。
「この気持ちでいくと、軽く言った言葉がお客さんの心に入ってくる。受けなくても、自分の心を再現して、それをお客さんに評価してもらう」のだと。

◆ よく「等身大の自分」とか「自分を律する」「あるがままの自分」と言うが、これは、至難の業だと思う。芸人なら「大受けしたい」「ビッグになりたい」と、はやる気持ちや、自分を飾りたい。かっこよく見せたい。という気持ちが湧いてくるだろう。一概にそれを否定できない。でも、自分で自分が見えにくくなるように思う。彼の呟き「小さく 小さく」は等身大の自分を呼び出す、まじないであり自分を律する呟きなんだろう。

◆ それと、ある評論家が何かに書いていた。「小さく」は「科学」のある側面でもあるらしい。何かを解明するとき「小さく」単純化して法則を解明しようとする。
平凡な「小さい」ことの中に「科学」的なハートが息づいているようだ。その言葉には、生真面目な小三治さんを、ホッとさせる「思考の素朴な安定感」があるような気がする。

ボクも心がシンドイ時、呟いてみようかな。
「小さく 小さく」




【No title】
柳家小三治のまくら18編を集めた「ま・く・ら」を先日読みました。
茶目っ気と柔らかさのある口調に、面白くてかつ筋が通った内容がとても良かったです。この本に興味をひかれ、思わず、人生で初めての落語を聞きに出かけてしまいました。
いつかこの人のナマの落語も聞いてみたいと思いました。
そのテレビ番組、見たかったです。
【No title】
homamiyaさん こんばんは。

「ま・く・ら」いいですねぇ。
「もひとつ・ま・く・ら」「バ・イ・ク」の二冊もお薦めです。
卵かけご飯の噺。英語を習いたいとアメリカに突然行く噺の「まくら」だけを収録したCDが出ています。これも面白いよ。

以前彼の落語会に行ったら「まくら」だけで、落語なしで、終わってしまったこともありました。
でも満足する面白さでした。「子別れ・上中下」という長い人情噺を演じたときは、会場のホールがピンと張り詰めた静寂に包まれて、落語で、初めて感動の経験をしました。
以来、小三治と聞くと血が騒ぎます。あまりにいいので、DVDの柳家小三治全集で彼の芸を時々観ています。とはいうものの、生で観る彼の高座は絶品です。

TV番組はNHKの番組で、各界のプロフェッショナルを取り上げて、放送する特別一時間拡大版でした。よく彼を、くどいて、取材をしたものだと興味深く観ました。
【No title】
10/14放送ですね!再放送やってないかと調べたら、ああっ!!昨晩終わってました・・・残念です・・・。
「もひとつ・ま・く・ら」「バ・イ・ク」も今度見かけたらたぶん買います。落語、生で観られた事あるのですね。私もぜひ観たい。
【No title】
こんにちは。返事が遅くなってすみませぬ。

再放送。
小三治さんの放送。今日のNHK衛星第二で10~12時の中の一時間再放送されるようです。衛星を受信されているようでしたら、どうぞ。ブログにまだ書いていない小三治さんの秘密がいろいろです。

エッセイも短編のような味のあるものもあって大好きです。小三治さんの生落語、絶品です、機会があったら是非どうぞ。
【お知らせありがとうございました!】
再放送、見ました!お知らせありがとうございます。見逃した、と思っていたので大変うれしいです。
予約しておいて、さっき見終わったところです。
高座でののほほんとした雰囲気と、それ以外での物静かで厳しそうな雰囲気が全然ちがう方ですね。
ベストは尽くすんだけど、無理して大きく見せない。て、すごく難しい。がんばっている事ならなおさら、できるだけ大きく見せたくなってしまう。大きく見せないという事は、まず自分の器を知ってないとまずいけなくて、それが難しいと思う。
【No title】
こんばんは。
私も録画しておいたプロフェッショナル(確か、こんなタイトル?)、見ました。
高座に向かうときの厳しい表情が印象的でした。
「おもしろい落語」を極めようとする姿勢もすごかったし、
「小さく 小さく」の言葉にはいろんな意味が含まれているんですね。
高座を見たくなりました。
【No title】
homamiyaさん こんばんは。

再放送ご覧になったんですね。
間に合ってよかったです。

高座とその他の雰囲気の落差は、番組の最後に言っていたように、高座に熱中している小三治さん自身の落語への構えがでているんだと感じました。等身大で生きることは、おっしゃるように、自分を知ることが必要だと感じました。

健康そのものに見えたので、膨大な薬の量にも驚きました。

元気にこらからも楽しませて欲しい人です。
また、本や落語の話をしましょう
【No title】
mintさん こんばんは。

小三治さんの番組。やっぱり観ていましたか(笑)
めったにTVに出ない人なので、よく承知したなとおもいながら観ました。

「小さく 小さく」という言葉。
実は、とても大きな言葉なのかもと思います。
【】
こんばんは。
「もひとつ・ま・く・ら」読みました!こちらもとてもよかったです。次は「バ・イ・ク」ですね。読むのが楽しみな本がある時は幸せ。
高座、ますます見たくなりました。
【No title】
homamiyaさん こんにちは。
返事遅くなりました。

「もひとつ・ま・く・ら」読まれましたか。
タレント活動に目もくれずに落語に精進する彼の
理由の一つが解るような「笑子の墓」だったかな?
短編小説のようなエッセイが、特に印象的でした。彼の高座ボクもみたいです。
機会があったら、ぜひどうぞ。

なかなか、近くで彼の高座には、出逢えませんが。
来年、近くの会場に正蔵と楽太郎が来るので、生の高座を観たいと思っています。
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本命くじら

Author:本命くじら
 本が好きです。自然も好きです。
人間という生き物にキョウミシンシン!
本は快楽。本はエネルギー。…ってことで。
 よろしく!

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