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 昨日60歳になったジュリーこと沢田研二が、ツアー最終日、東京ドームで7時間のコンサートをしている姿が放映された。
三万人以上がライブに酔いしれる姿に「元気に歌い続けているんだなぁ!」と感心した。
TVでの姿を見なくなって、歌やめちゃったのかなと思っていたが、おっとどっこいな浅はかな認識だった。
リハーサル風景では、着ているTシャツの背中に、向かえた年齢「60」をプリントしていた。
年齢を若く見せたがるのでなく、長く歌い続けていることを感謝し、年齢を受け入れて、あるがままの今の自分の思いや命を歌う姿が、印象的だった。

 平 安寿子さんの小説「あなたがパラダイス」には、「ジュリーマニア」で更年期を迎えた女性たちが登場する。
50歳クールな図書館員坂崎敦子。
西嶋まどか50歳。
43歳の千里は、少し時期が早いと思うのに更年期と診断される。

肉体や外見の衰え。育児・介護・夫婦・職場での立場への重圧。肉体的、心理的な閉塞感。
恋や介護や離婚問題にゆれる三人が、夫々にラストの場面でジュリーのライブを見に行く。
重なる歳を肯定して、生きていることを好きでいよう…。ジュリーの歌い続ける姿に、三人は思いを重ねる。
「更年期や老いってみんなやってくるジャン!受け止めて歩こうぜ小説」
の傑作。(そんな分野あったっけ?)


(平 安寿子著「あなたがパラダイス」2007.2朝日新聞社)


【No title】
こんばんは。
記事のジュリーのコンサートの様子、興味深く読みました。
この小説で知ってましたけど、実際の活動を知ることができてよかったです。
更年期への応援小説と思ってたので、記事の結末にほっとしました。
【No title】
藍色さん おはよっ!

そちらのページで、今年の面白本30作興味深くみました。
ボクも今10冊選びに難航しています。

さてこの本、更年期女性応援小説という感じでした。
そこに元気に歌い続けるジュリーの姿をダブらせて、平さんの見事な手腕を感じました。
放映されたライブのジュリーに、彼の今の充実を感じました。
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装画は七字由布。装幀は坂川栄治・田中久子(坂川事務所)。 「週刊朝日」2006年1月6−13日号〜6月30日号掲載に構成入替、加筆... ...

本命くじら

Author:本命くじら
 本が好きです。自然も好きです。
人間という生き物にキョウミシンシン!
本は快楽。本はエネルギー。…ってことで。
 よろしく!

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