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弟子の談春からみた、落語家立川談志の人柄や芸談が面白かった。

曰く。
「型ができていない者が芝居をすると型なしになる。メチャクチャだ。型がしっかりした奴がオリジナリティを押し出せば型破りになる…結論を云えば型を作るには稽古しかないんだ」(72~73)

「落語はもはや伝統ではありません。個人です。演者そのものを観に来る時代になっているのです」219

弟子に自分を伝えることに、丁寧で褒め上手かと思えば、破天荒で気まぐれな談志の姿があっちこっちに顔を出す。落語好きにはこたえられない本。

他に印象的だったエピソード。
① 談志の命令で談春たち三人が魚河岸に修行に行くことになる。四苦八苦しながらの、彼らの一年の修行。三人より後から立川流に入門した「志らく」が、同じように談志から言い渡された魚河岸修行も破門も拒否。談志が、なんとそれを認める。

② 桂米朝、柳家小さんの二人の人間国宝とのエピソード。小さん晩年の談志との関係。


そして、一番思ったこと。それは談志の芸の核心と感じたところ。
「個性的な芸や人柄を、噺に散りばめて、客をどんなふうに喜ばせるか」
喜ばせ方に演者の個性を、大事にするってことかな。
な~るほど。


談春さん。いい本だった、サンキュ!
あんたの落語を聴いてみたいよ。


(立川談春著 「赤めだか」 2008.4扶桑社)


【No title】
始めましてです。談春師匠の古典落語はかなり実力がある。と思います。私はこの本の中の『チョコフレーク事件』が印象的でした・・・。
【Re: No title】
ととさん こんばんは。
コメント、サンキュです。

> 始めましてです。談春師匠の古典落語はかなり実力がある。と思います。

おおっ!談春師匠の噺を聴かれたのですね。ボクもぜひ聴いてみたいです。
志らく師匠の噺は聴いたことがあるのですが…。談春さん いつかの機会を待ちたいと思います。

>私はこの本の中の『チョコフレーク事件』が印象的でした・・・。

なかなかダイナミックなお父さんでしたね。談春さんよくぞ噺家にという感じでした(笑)
また、遊びに来てください。
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本命くじら

Author:本命くじら
 本が好きです。自然も好きです。
人間という生き物にキョウミシンシン!
本は快楽。本はエネルギー。…ってことで。
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