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◆ 35歳の脚本家・高遠ナツメの性と生を描いた、官能小説。
夫・省吾と埼玉県の郊外で二人暮らし。
夫は仕事を辞めて、二人で食べる野菜を作り、ナツメの原稿を読み、二人で作品をつくっている意識がある。しかしナツメは、彼の意見に左右されずに自由に自分で作品を書きたいと思っており、夫の束縛を感じている。
募っていた夫への不満と、尊敬する演出家・志澤一狼太の強い勧めもあり、ナツメは住み慣れた家を出る。激しいセックスと甘い言葉をかけた彼だが、家を出たナツメに、素っ気なくなる。
 その後、ナツメは仕事で訪れた中国で、大学の先輩で演劇専門誌の編集者・岩井良介と再会する。志澤の「血に飢えた肉食獣」のようなセックスに対し,草食動物のキリンを思わせて、優しく細やかな姿に惹かれる。
彼には妻子があるが、二人の関係は続く。
岩井が休みで、家族と海外に行っている時、志澤の弟子の俳優・大林一也からのメールが届く…。

 ◆ 確かに、エロイ官能小説です。
スラスラエロエロって感じで、読めてしまいます。

性と生は強くつながっていると思うし、小説の大事なテーマだと思うんだけど…。
自分の意思で、作品を生みだしたい、ヒロインの描写はあったものの…
生と性が、うまく描かれていたかというと…もの足りない。

彼女がインタビューで語っているように、新しい読者が増え、これまでの読者は離れる可能性の高い作品だと思う。
でも、ボクの思いは、いい作品を読ませて欲しいこと。
村山さんとしては、かなりの冒険で、これを書いたらしいけど、作家として、なぜこれを書いたの?
これから、どんな作家になりたい? 
マジで、聞いてみたいこと。

この本の感想は…ぶ厚い。(笑)
「おいしいコーヒーの入れ方シリーズ」のかれんと勝利のファンとして、今後の彼女の作品に、注目したい。


(村山 由佳著 「ダブルファンタジー」 2009.1 文藝春秋)


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本命くじら

Author:本命くじら
 本が好きです。自然も好きです。
人間という生き物にキョウミシンシン!
本は快楽。本はエネルギー。…ってことで。
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