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我が家の三重苦。
単行本は「置かない。置けない。買えない。」
この禁を破り…
書店で見つけて、血走った眼で「ファイト!いっぱぁぁ~つっ!」と
わけわからない奇声を発し、衝動買い・即読みという暴挙に走ってしまい
ど~でもいいような、この夏の思い出を作ってくれた、禁断のあは~んな(笑)一冊。

(お話)
◆ 「武士道・命」で、喫茶店の「メニュー意味がわからん」という、今時の高校生的時代感覚からずれた感性の磯山と、福岡南高校に転校した「お気楽不動心」こと早苗の高校生活最後の日々。

インターハイの団体戦で、二人の闘いがある。

磯山と福岡南高校の黒岩伶那との、個人戦決勝での鍔競り合いもある。

男子部で剣道をやっていた岡巧と(早苗の姉・ファッションモデル)の緑子との切ない恋もある。

磯山の通う道場主の若き日と、剣道への思いも出てくる。

そして、風変りな福岡南高校の教師・吉野正治が高校時代に、暴走族13人と決闘したことも語られる。

進学か就職かに迷う磯山。怪我をきっかけに剣道をやめ、自分の新たな生き方を探そうとする早苗。
さてさて、二人のあしたは…。


(感想)
◆ 磯山と早苗のインターハイの決戦が、唯一のメイン物語になっていないところがいい。
早苗が最後の試合を前に、大きなけがをする。
人生、いろんな事態が出てくるなぁ。

今回はヒロイン二人を取り巻く、周辺の人たちの日々が語られて
物語に奥行と、緊張と、程よい味わいがでている。
読むほどに気持ちいい。

◆ え~。ぶっちゃけた話が…。
あぁ!またこの人たちに会えた。
そんだけでいいんだ!(笑)
書店で見つけて!

直ちに!いますぐ!急いで!でも味わって!読むぞ読むぞっ!
っと、それしか思わんかった。
ボクには、そんな本っ!

◆ おまけに、も、ひとつ。
冒頭と最後に言葉がある。「こじつけ」で勝手な深読みをする。
「あの人も、きっと同じように、険しい道を歩み続けている」っていう言葉。
これは、物語的には磯山と早苗という、心が通いあった二人の心情に寄り添った声。

でも同時に、本当の生き方を探し続けて、あたふたジタバタしているかもしれない読者の誰かの日々。
そんな誰かに、語りかけている言葉でもある、のかもしれない。

◆ 三冊目のシリーズなので、以前ここに書いた
「武士道シックスティーン」「武士道セブンティーン」
の感想も見てくれると、うれすぃ~。

あ~好きな本を読むと、アホの本性が出てしまう…。

(誉田哲也著 「武士道エイティーン」 2009.7 文藝春秋)



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本命くじら

Author:本命くじら
 本が好きです。自然も好きです。
人間という生き物にキョウミシンシン!
本は快楽。本はエネルギー。…ってことで。
 よろしく!

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