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(本の内容)
◆理想的な自由な国のイメージを抱き、あこがれのアメリカに渡った著者が、
9.11のテロに遭遇し、崩れ落ちる隣のビルや人の惨劇を、目の当たりにする。
その日を境に、報復と殺戮の姿を剥き出しにするアメリカ。
そんな思想とは、異なる人々の生き方や出来事との出会い。
PTSD(テロ後遺症)で心の傷と喪失感の悩みの日々をこえて、ジャーナリストとして
歩き出すまでを描いたノンフィクション。

(思ったこと)
◆この本で彼女が描き出したもの。
それは「幸せ」って何だろう?ってことだと思う。

テロリストも、最強の武器を作り続けるアメリカも、人を幸せにはしない。
「怒りに怒りで対応」する、暴力と憎しみの力づくの思想。
その思想によって、人は「哀しみからは逃れられない」。
世界中に、9.11と同じように、たくさんの「グランド・ゼロ」のような暴力と哀しみ
が存在することにも、彼女は気づく。

どんな国籍や人種の人も、ひとつの命をもって、みんな幸せを求めて生きている。
どうしたら、幸せの連鎖が広がるんだろう…。
そんな、彼女の思いが、とても感じられる、心に沁みる本。

彼女が出会った人が、こんなことを言う。
「私たちに力を与えるものとは何だろう。
…非人間的な力を打ち負かす方法はただひとつ、より人間的になることだと。」(230)


「より人間的」って?
「幸せ」って?
あわてずあきらめず、ボチボチと歩いていこうゼ。

(堤未果著 「グランド・ゼロがくれた希望」2009.6 扶桑社)


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本命くじら

Author:本命くじら
 本が好きです。自然も好きです。
人間という生き物にキョウミシンシン!
本は快楽。本はエネルギー。…ってことで。
 よろしく!

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