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◆ 亡くなった加藤周一さんの本を、ボチボチと読んでいる。
心の在り方やものの見方を、丁寧に掘り下げていく智恵と目の付けどころが
ユニークだ。

◆ 本が好きなので、彼の「日本文学史序説」も読んでみたい。
今、読みだした「日本文化における時間と空間」に、日本人の「時間」についての指摘がある。
絵画や短歌や言語などの、文化の特徴を考察して、日本人は過去や未来より「今、ここ」的時間感覚をもつという。

過去の戦争の行為を「水に流そう」としたり、「明日は明日の風が吹く」的なとらえ方を
するのだという。

◆ 「今、ここ」感覚には、プラスとマイナス両面があると思う。
「今、ここで全力を尽くそう!」と、日常よく思ったりすることは普通だし大事だ。
「お花見」のように、一瞬で過ぎ去る四季を味わう感覚も「今、ここ」的な、日本人の感性だと思う。
一方で「今、ここ」感覚を「精神的その日暮らし(その場しのぎ)」だと、指摘する人もいる。

◆ 本の文章の難解さより、どうやって、自分の「いい時間」をつくるかのヒントとして読むことが大事だ。
「今、ここ」感覚の限界を超えるために、「眼前」だけの時間に終わらせない何かを、日々探すこと。
その智恵を求めて、歩き続けることが大事かも。


(加藤周一著「日本文化における時間と空間」第一部時間 2007.3岩波書店)

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本命くじら

Author:本命くじら
 本が好きです。自然も好きです。
人間という生き物にキョウミシンシン!
本は快楽。本はエネルギー。…ってことで。
 よろしく!

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