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◆ 本当に嬉しい、贅沢な時間だった。
久しぶりに、ナマで観る小三治落語。
いっぱいの会場だった。やっととれた二階席。

まず前座で出てきた、柳亭燕路師匠
そこつの釘」という噺。
おっちょこちょいの大工と、その妻の引っ越しの話し。
枝雀のように、高音の声音で、楽しい落語だった。

◆ さて、小三治さん
落語を語り出す前の話「まくら」を、それだけ集めた本が、二冊出ている。
(講談社文庫「ま・く・ら」始め二冊。おススメです。)
今日も、快調に「まくら」を語りだす。落語はやらずに、まくらだけで終わってしまうかもと、思ったりした。
(過去に、そんな会があった、でも「まくら」そのものが、面白いので、いいのだ!)

その「まくら」は「昨年新しい病を、得ました。」と、糖尿病の話しから、始まる。
今日は「糖尿病のすべて」という話を、しに来ましたと、冗談をいいつつ、たっぷり。
深刻な病気の話が、彼の語りになると、笑いと興味津々の芸になる。
後半では「夜明けの歌」「あなたのすべてを」「無縁坂」などを、アカペラで歌っておりました。
(歌のCDも出していて、秋に北陸で歌の会があるのでと、その時の出だしに何を歌うか、高座の上から、拍手の数で歌の選曲アンケートをやったりと、やりたい放題なのに、和やかな笑が会場を包んでおりました。)そして、いつの間にか、落語に入っておりました。

◆ 彼が話した「生の落語は、演者と会場の人が、共同で作り上げるもの。」という思いが、高座を、豊かな空間にしているんだと感じた。笑いに押しつけがましさや、力技が感じられない。演者も聴いているボクらも、遊びの空間を漂っているような、安心感やゆったり感が、会場をゆらゆらと流れているとみたいだった。
小三治さんの落語二席。間抜けな泥棒を、元義太夫の師匠の女性が、色仕掛けで手玉に取る「転宅」。
ある男が、あくびを教える教室に入門するナンセンスな落語「あくび指南」。

こんなに楽しい高座ができるのは、自分を見失わない、ゆったりとした遊び感覚や、
独特の芸への思いがあるからだと、思った。
最高の、ひとときだった。

(「柳家小三治独演会」愛知・長久手町文化の家・森のホール 6月5日・午後二時開演)



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本命くじら

Author:本命くじら
 本が好きです。自然も好きです。
人間という生き物にキョウミシンシン!
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