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◆ 首相・武藤泰山が国会答弁中に、大学生の息子・翔が酒場で飲んでいるときに、
突然、相互の人格が入れ替わる。

予期せぬ出来事に、二人は不安を抱えながら、お互いの行動をチェンジすることに…。

泰山は息子の代わりに、就職試験にいき、人事面接で議論を吹っ掛けて、面接官を怒らせたり、
コンパに出かけたり…。

は秘書から渡された、国会答弁メモの漢字が読めずに、「直面」「ジカメン」。 「低迷」「テイマイ」と誤読答弁のオンパレード。漢字も読めない首相と馬鹿にされ、問題にされる。
なぜ、こんなことに? はたして顛末は?…。


◆ 親子間の世代や境遇・価値観のちがいからくる、二人の思いや行動のドタバタが楽しい。
秘書・貝原と泰山の会話が、かけあい漫才のようだった。
奇怪な出来事。飽きさせない波乱と笑いの仕掛けの数々。
入れ替わって行動するうち、お互いへの認識を深めていく二人。あるべき政治や仕事の理想に改めて気づいていく。
笑いの中に
「政治って?」「マスコミって?」
「夢を持って生きるって?」と、
ふと考えさせてくれる。

笑いをふんだんに盛り込みつつ、大勢に流されずに、夢や理想を求めて生きる人物を描きだして
心を温めてくれる、池井戸さんの魅力がつまっている最新作。


(池井戸 潤著 「民王」 2010.5 ポプラ社)



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本命くじら

Author:本命くじら
 本が好きです。自然も好きです。
人間という生き物にキョウミシンシン!
本は快楽。本はエネルギー。…ってことで。
 よろしく!

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