2017 / 08
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余白いっぱいのページに、長田さんの詩がふたつ。
「花を持って、会いにゆく」と「人生は森のなかの一日」
ゆっくりゆっくり言葉を咀嚼する。
そして、グスタフ・クリムトという花と木々の命を、写しとったような
いつまでも、見ていたいような絵。

詩と絵が交互に、嬉しい時間をくれる。

何度も何度も味わえる。

長田さんが、あとがきで言っている。
「詩ふたつ に刻みたかったのは、いまここという時間が本質的に持っている向日的な指向性でした。心に近しく親しい人の死が後に残るものの胸に遺すのは、いつのときでも生の球根です。喪によって、人が発見するのは絆だからです。」(あとがき)

忙しくなる月の前の夜。仕事の資料に目を通しつつ、この詩集を見る。

茨木のり子さんの言葉が、ふと胸に沁みてくる。
「詩人とは、民族の感受性を、大きく豊かにするために、営々と、心の世界、感情の世界をたがやす人のことかもしれません。」(「うたの心に生きた人々」P10)

嬉しい「心のマッサージ」をくれる一冊。

(長田弘著 「詩ふたつ」2010.6クレヨンハウス)


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本命くじら

Author:本命くじら
 本が好きです。自然も好きです。
人間という生き物にキョウミシンシン!
本は快楽。本はエネルギー。…ってことで。
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