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◆(おはなし)
主人公・渡辺が仕事を終えてマンションに帰ってくると、妻・佳代子が雇ったという
ヒゲの男が待っていた。
妻は彼の浮気を疑っていて、彼女の依頼でヒゲの男から暴行を受け、椅子に縛り付けられて、浮気相手を白状しないと拷問すると脅される…。

ソフトウェア会社で働く渡辺の周りで、特定の「キーワード」を検索した
同僚や知人が、婦女暴行の冤罪にハメられたり、失踪したり…という様々な事件がおこる。

なぜ?

情報化社会の「新モダンタイムス」。

◆(おもったこと)
なんじゃこりゃあという本の出だしから、いつしか伊坂ワールドに引き込まれる。
漫画雑誌「モーニング」に連載された。
大好きな「ゴールデンスランバー」の二卵性双生児的作品だそうだ。

巨大な情報化社会の中で細分化、効率化が進んで「仕事だから」という言葉のもとに
「良心、罪悪感」が消えていくこと。
気づかなくなることに、警鐘をならしているんだと思った。

個人的関心としては、文中に出てくる
「勇気と想像力とちょっぴりのお金」があれば人生を楽しめるという
「ライムライト」にでてくるセリフや、別の作品のなかの
「宇宙の力は君にもある」という言葉が印象的だった。
人間は血や肉で出来ていて、いくら社会が巨大化しても、
あくまでも原点は「一個の人間」だよなぁと改めて思った。


(伊坂幸太郎著「モダンタイムス」2008.10講談社)


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本命くじら

Author:本命くじら
 本が好きです。自然も好きです。
人間という生き物にキョウミシンシン!
本は快楽。本はエネルギー。…ってことで。
 よろしく!

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