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◆ 伊坂幸太郎の小説を映画化した作品。
家庭裁判所調査官をしている、真面目で几帳面な武藤俊介(坂口憲二)と、先輩調査官で無茶苦茶な言動の陣内達也(大森有朋)のハードな日々。

◆ 武藤が担当し、更正したはずの少女が、再犯して再び姿を見せる。再犯の理由を問われて、彼女は言う。反省したように振舞えば、調査官をだますのはわけないことだと。その言葉に落ち込む武藤。
一方、先輩・陣内は「人の人生の面倒が見れるか。仕事は、適当にやっときゃぁいいんだ」と言う。しかし、かつて担当し、更正した青年が働いている居酒屋に飲みに行った時、酔客たちが「青年の凶悪犯罪を更正させるなんて、奇跡のようなもんだ」と話している。その酔客たちに「俺たち奇跡を起こすんだっ!」と言い放ったりする。店の外に出て武藤と歩きながら、奇跡なんて起きるわけないだろうと、さっきと逆の事を言ったりするいい加減に見えるキャラだ。
一見すると、無頼にみえる、陣内に人を深く観察する眼が潜んでいる。カッコいいのだ!
「絶対だといいきれることが一つもないなんて、生きている意味がないだろう!」とも、言っちゃうのだ。ドラマは、銀行で武藤と陣内、書店で働いている青木美春(小森真奈美)が、お面をかぶせられた状態で強盗の捕虜になるところから始まる…。

◆ 家裁の調査官の仕事を舞台に「人間なんていい加減な生き物。嘘ばっかりだ。何やったってムダ!ムダ!」っていう声と「間違いはするけど、人間はまんざら捨てたものじゃない人は更正して生まれ変われるんだ!」という、人間をめぐる葛藤が、このドラマの芯を流れている。
型にはまらない、陣内の突飛な行動の面白さ。生真面目で落ち込みつつも陣内の影響をうけて直球で温かい目で子供たちにも、美春にも接する武藤の爽快さ。その武藤の諦めない姿に、眠っていた心の目を覚まして歩き出す美春。笑い、平凡に流れない仕掛け、胸に残る言葉の光…。伊坂ワールドを忠実に描き出した源孝志監督の爽快な作品。





【コメント、ありがとうございました。】
こんばんは。
「チルドレン」は伊坂作品の中でも好きな作品なんです。
私は映画は見ていないのですが、陣内が大森南朋というのがおもしろそうですね。
陣内はむちゃくちゃなことを言ってるように見えて、なかなかいいことを言う、ユニークな人物でおもしろかったです。

【ようこそ!】
mintさん こんばんは。

「チルドレン」いいですねぇ。ボクも大好きです。
まるで辻褄の合わないことを言うようにみえて、深い言葉を放つ奴ですね(笑)
「俺たち奇跡を起こすんだっ!」ですから!
映画。小説のよさを見事に映像化していて楽しめます。キャストもいいですよ。
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グラスホッパーに続く、2作目の伊坂幸太郎作品。 コレは面白かった!グラスホッパーはイマイチだったけど、あそこであきらめなくてよかっ... ...

本命くじら

Author:本命くじら
 本が好きです。自然も好きです。
人間という生き物にキョウミシンシン!
本は快楽。本はエネルギー。…ってことで。
 よろしく!

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