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(おはなし)
39歳のマキは、日常の暮らしの中で、誰かの代役を派遣する会社ORコーポレーション
に務めている。代表の松平によると明日を背負って立つ「若手」だという。
派遣されて演じる代役は、葬儀の死体役。多忙なセレブ社長の息子の母親。
夫の親戚との付き合いを任され偽の新妻。
老いた車椅子の老人と息子夫婦たちと、三ヶ月に一度一緒に食事をする孫娘など。
様々な依頼人たちの思惑が飛び交う…。
マキは、そんな日々にに呻き、時に歓びも感じたりする…。

(おもったこと)
設定がおもしろい。
脚本なき代役としてマキが生きる世界は、人生という劇場の世界。
喜劇、悲劇、心理劇でいっぱい。あたり前のことかもしれないけど
人って血がどくどくと肉体を流れているんだと改めて思わせてくれる。
嘘がホントで、ホントが嘘で…。
人生の舞台は、白か黒かと単純に割り切れない、たじろぎに満ちた迷いの世界。

偽物って何だ?本物の生き方って何だ?と、ふと思ったりした。

(安田依央著 「たぶらかし」2011.2集英社)

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本命くじら

Author:本命くじら
 本が好きです。自然も好きです。
人間という生き物にキョウミシンシン!
本は快楽。本はエネルギー。…ってことで。
 よろしく!

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