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「ひゃくはち」の早見さんの二作目も青春もの。

こちらは、なんと理想の仏教徒を目指すお話。
兄と母を事故で亡くして、急遽寺のあとを継ぐことになる小平広也。
大学のバンドでプロを目指して、アフロに近い髪型で「俺が音楽で世界を救う!」が口癖だったが、
挫折して、とっかかりは「安定した仕事」というノリで僧侶を目指すことになる水原隆春。
僧侶修業の本山で、二人は共に修業する。
隆春は理想の僧侶目指して歩き出すが、世襲制の壁に突き当たる。
何とか修業のための寺への入山にこぎつけるが、そこは、学閥も派閥も鉄拳制裁もイジメもある世界だった。
修業の場のはずなのに酒も…。

「俺が仏教で世界を救う!」の思いを抱く隆春たちのパンクな青春の行方は…。


◆(思った)
そうきたかと思いながら読んだ。「ひゃくはち」の話と煩悩つながりだ。
描く世界は違うけど、何かを目指す熱が感じられるところは早見さんだ。
何によって人は元気になれるのか。
理想や夢って何なのかいろいろな問いがあった。

明快な答えや、理想的な結論があるわけじゃないけど、面白い目のつけどころだった。

(早見和真著「スリーピング・ブッダ」2010.9角川書店)






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本命くじら

Author:本命くじら
 本が好きです。自然も好きです。
人間という生き物にキョウミシンシン!
本は快楽。本はエネルギー。…ってことで。
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