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◆(物語)

32歳の山守未紀は、3年つきって、結婚を夢見ていた男から別れを告げられる。

会社では顧客に、思いっきり本音でキレて退職する。

彼女は、経験はないけど勢いで借金をして、カフェをひらく。

ところがやってみると、さまざまな問題が…。

心で描く店の理想と、経営の困難の板挟みのなかで揺れながら、店を盛り上げようとするが…。


◆(おもった)

物語の中に、ボブ・ディランの「コーヒーもう一杯」の歌が出てくる。
旅の無事を祈る一杯、という意味の慣用句をもじった歌の話だ。
題名も、ここからつけられたのかもしれない。

夢見た結婚は果たせず、会社を辞め、店もうまくいかない。
まさに「なんにもうまくいかないわ」(彼女の他の著書)という状況。
人生は、思いがけないつらい出来事や、うまくいかないことの連続攻撃なのかも。

でも「…にもかかわらず」明日への旅に歩きだす。
「失敗をかさねながら、人生が豊かになっていくのさっ!」てなぁ心持で歩かなきゃね。

そんな、思いをくれる一冊。

(平安寿子著「コーヒーもう一杯」新潮社2011.10)


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本命くじら

Author:本命くじら
 本が好きです。自然も好きです。
人間という生き物にキョウミシンシン!
本は快楽。本はエネルギー。…ってことで。
 よろしく!

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