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この爽快!一気読みの一冊!

(ものがたり)

電子部品メーカー・青島製作所を舞台に、ライバルのミツワ電気との存続をかけた企業競争、手に汗握る社会人野球の対戦場面。この二つの軸をからみあわせ、つばぜり合いを繰り広げていくサバイバルドラマ。
そして、人間ドラマ。

有力選手2名を連れて、青島製作所から、ライバル会社ミツワ電気の野球部監督に転任する村野。
後任として、青島製作所の新任監督になった大道。
マネジャーの古賀。総務部長で野球部部長の三上。
青島製作所の派遣社員・沖原、彼は高校時代で天才投手と言われながら、ある事件をきっかけに野球の舞台から
遠ざかったていた。その苦悩と去就は…。
カリスマの会長・青島の存在感。
青島から抜擢されて、青島製作所の企業経営を託された社長・細川の苦悩。
鋭い観察眼を持つ、青島製作所の大株主の城戸志眞。
企業の利益のためには、おきて破りの手法も使うミツワ電気の社長・坂東の権謀術策。

題名は、ルーズヴェルト元大統領が、野球は8対7の試合が一番面白いと言った逸話からのもの。
様々な登場人物が織りなす、まさに「ルーズヴェルト・ゲーム」。

(おもった)

観戦していて、つばぜりあいの試合ほど、面白い野球のゲームはない。
つばぜり合いのゲームとしての、企業経営と野球の試合の様々な場面が出てきて、ワクワクする。
二つの軸が、みごとに絡み合う緊迫した場面が連続する。

でも、勝負以外の、大事なテーマも描かれる。

それは、企業経営って何だ。本来どうあるべきなんだという問題。
野球も、勝てばいいというだけの描き方じゃない。

そこには、苦悩や夢や歓喜や心の交流が…つまりは、人が描かれている。
生きる妙味って何だろうとも思った。


一気読み。爽快な読後感の一冊。


(池井戸 潤著「ルーズヴェルト・ゲーム」2012.2講談社)

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本命くじら

Author:本命くじら
 本が好きです。自然も好きです。
人間という生き物にキョウミシンシン!
本は快楽。本はエネルギー。…ってことで。
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