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◆(ものがたり)

東京建電営業第一課の38歳の最年少エリート課長・坂戸。
会議で居眠りする「居眠り八角」こと、彼より年上の一課の万年係長・八角。
会社の業績を牽引する課長と、ぐうたら社員を絵に描いたような係長。
ある日、八角が坂戸を「パワハラ」で訴える。


「パワハラ」と言えるほどの対応ではないと、社内で語られる坂戸の行為が、
クロと裁定され、役員会で課長のポストを外される。
後任に、業績が良いとは言えない二課長の原島が任命される。
社内の空気に反するような不可解な決定。そのワケは?

そこには、大きな秘密があった…。

「居眠り八角」「ねじ六奮戦記」「コトブキ退社」「経理屋稼業」「社内政治家」
「偽ライオン」「御前会議」「最終議案」の八話からなる。

◆(おもった)

推理と人間のドラマが、見事に融合している傑作。

なぜ、坂戸が失脚して、八角係長が大きな顔をしているのか?
会社内と会社を取り巻く、何人もの人間ドラマも面白い。

表面ではわからない、人間の心の矛盾、奥深さ。
幾重にも、生まれては消える心の葛藤。
「仕事」って何だ?何のためにするんだ?幸せと仕事って?
このドラマには、根源的な問いもある。

読みすすむうち、徐々に脱がされてくる不思議のベール。
推理ドラマの面白さも、ぎゅっと。

池井戸さん うまいッ!

(「七つの会議」池井戸潤著 日本経済新聞出版社 2012.11)


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本命くじら

Author:本命くじら
 本が好きです。自然も好きです。
人間という生き物にキョウミシンシン!
本は快楽。本はエネルギー。…ってことで。
 よろしく!

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