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◆(物語)

26歳のヒロイン・江藤良香には、二人の男がいる。
中学生の頃から、憧れ続けている「一」(イチこと一宮君)どんな仕草も大好きな王子様のようにみえる存在。社会人になった彼女は、一に会いたくて、偽名で同窓会を企画して再会するが、一は彼女の名前すら覚えていなかった…。
もう一人は、同じ会社の営業にいる「二」(ニこと霧島君)。会社の交流会を経て「付き合いたい」と人生で初めて告白されるが、遺伝子的に受けつけないタイプの男だった。さてさて、どういうことに…。


◆(思った)

本当に勝手なヒロインだ。
でも、我が身を振り返ると、自分にも思い当たるところがイッパイだ。
誰かを好きになると、盲目になってすべてが良く見える。
いっぽうで、自分に好意を抱いた人には、素っ気ない。
逃げれば追いかけ、追いかけられれば逃げる。
とはいえ、12年間、ひとりの人を想い続けるヨシカは、憎めないヒロインだ。
心の中に色々な思いを抱えて生きている姿をみると、人間ってこんな感じだなぁと思った。

綿矢さん、決して美しいだけでも、汚れているだけでもない「人間」という生き物の、微妙な心のヒダをすくいとるのがうまい

(「勝手にふるえてろ」綿矢りさ著 文藝春秋2010.8)

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本命くじら

Author:本命くじら
 本が好きです。自然も好きです。
人間という生き物にキョウミシンシン!
本は快楽。本はエネルギー。…ってことで。
 よろしく!

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