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まってたよ!
加納さんの「ささら」シリーズ3弾。
命のかけがえのなさを描く、推理ファンタジー。
愛のものがたりでもある。
 「はるひのの、はる」
「はるひのの、なつ」
「はるひのの、あき」
「はるひのの、ふゆ」
「ふたたびはるひのの、はる前」
「ふたたびはるひのの、はる後」
の連作。

最後まで読むと、どの連作も密接に繋がっているとわかるけど、一作目だけ読むと、何がなんだかわからない。
後半で一気に、前の作品の意味がわかってくるので、二度読みをして確かめたくなる、一冊で二度おいしい。


◆ 幽霊が見えるユウスケが、赤みがかった長い髪の外国の人形みたいな「はるひ」という女の子から、最初は小学校に上がる前の春。次に小学三年生の夏休みと言う具合に、四季の時間を挟んで、様々な協力のお願いをされる。赤いワンピースの少女が殺されるのを救うためのお願いだったり、挫折した元漫画家を再生させるためのお願いだったり、ユウスケは他の幽霊の女性から、愛している男性を、取り殺したいと相談されたりもする。

四季の時を挟みながら物語は展開する。

外観は同級生、会話ははるか年上の印象の謎の女の子「はるひ」の正体とは?
はるひの願いの、本当の意味とは?


◆ 推理とファンタジーの謎解きや時間の移動を楽しみながら、物語から感じること。
それは、命を愛おしむ思い。今を生きていることの大切さ。
命の微細な気配を感じながら大事に生きたいと、とても思った。


サンキュ!加納さん。

( 「はるひのの、はる」 加納朋子著 2013.6 幻冬舎)



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本命くじら

Author:本命くじら
 本が好きです。自然も好きです。
人間という生き物にキョウミシンシン!
本は快楽。本はエネルギー。…ってことで。
 よろしく!

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