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ホームレスとは一線を画す「矜持ある宿無し生活を謳歌してる」と自認するヤッさん・シリーズのパートⅡ。宿無しなので、野宿もするヤッさんだが、築地市場と周辺の外食店を繋ぐ仲介者であり、仲買人や料理人のために労を惜しまず相談にのり行動し、市場や飲食店から絶大な信頼と支持を受けている。その報酬は金銭ではなく飲食店の賄い飯だけの宿無し生活。シリーズパートⅠでヤッさんに助けられ、弟子になったタカオは宿無し生活を卒業し、今は飲食店で働いている。

今回は、22歳で「まりえカフェ」をオープンしたものの閉店して、一文無しになり、ここ半年公園や地下駐車場で寝泊りしてきた「神楽坂のマリエ」がヤッさんに出会い弟子になって…な物語。「神楽坂のマリエ」「ワールドSUSHI」「夫婦蕎麦」「片言のヨナス」「一本釣りの清治」「チラシの手帳」の6編。

ノルウェーから日本の食文化を学ぶためと食べ歩きに来て、後にマリエと恋におちるヨナスという青年が登場し「食文化」が語られる作品「片言のヨナス」。

漁師の杵塚清治と同居する倉垣春菜が登場し、食・純愛・豊かな生き方って何だと考えさせられた「一本釣りの清治」。

ヤッさんの深みのある優しさにグッとくる「チラシの手帳」など。

楽しくて元気をくれる良質な人情噺みたいな作品。パートI「ヤッさん」もおススメ。

( 「神楽坂のマリエ ヤッさんⅡ」 原宏一著 双葉社 2014.3)


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本命くじら

Author:本命くじら
 本が好きです。自然も好きです。
人間という生き物にキョウミシンシン!
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