2017 / 10
≪ 2017 / 09   1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 - - - -  2017 / 11 ≫

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


はい!本好きな、そこのあんさん!
そうっ!あんさんです。
遠路はるばる よ~くきてくださった。
まぁ お茶でもいっぱい…。
ワシ この本の話 しとうてなぁ~
聞いてくれるか?

 読んだんは 「こっちへお入り」 といって 落語のお話ですわ。
平さんいうヒト。知ってるかい?
この前の「風に顔をあげて」ちゅうのも ようでけた話やったけど、
これ!この本も ようでけてて感心したわぁ。
なにしろ ワシも落語が
好きで 好きで 好きで 好きで 好きで 好きで

…なに! くどい…。
言ってみたかったんや。


◆ さて、この話。33歳の独身OLの吉田江利がヒロイン。
友だちの友美が、はいっているサークルの落語発表会を見に行って、
ひょんなことから、自分もサークルに入会する。
まったく知識も経験もない「落語」を
高座名「秋風亭小よし」を名乗って、演じることになる。
小よしが落語に、のめり込む姿が楽しい。
演者の立場で、空き時間を見つけてはブツブツと落語を練習し、
あれこれ落語を聴き、サークルのメンバーたちと語り合ったり
考えたりと悪戦苦闘の日々…。
自分の暮らしと、落語の登場人物たちの生き様がクロスしたり、
語りかけてきたり…さて…。


◆ 題名の「こっちへお入り」は落語「寿限無」の中で、
訪ねてくる熊さんを迎える、ご隠居さんの言葉。
一つは、オープンな「落語」への入り口を象徴している。
同時に、対立した性分を一人で演じわける落語。
そこから、異なる人たちの心が見えてくる。
江利も落語の世界に触れて演じようとしながら、新しい気持ちが芽生えてくる。
「ちがった性分の人の心持ち」を聞いたり、考えたりする。
平さんの言葉で言えば「落語頭」にいざなう言葉でもあるんだなぁ と思った。


この本を読むと落語が聴きたくなる。
手元の落語CDを聴いて、また読む。
またCDを聴く…。という繰り返しの、ゆっくり読書だった。
滑稽な笑い。ホロッとする人情噺の味。
よく出来た落語の一席のような
味のふか~い一冊。

◆ 8編からなる。
その1 ポンポコピ-のポンポコナー
その2 孝女の遊女は掃除が好きで
その3 タコの頭、あんにゃもんにゃ
その4 あっしんとこね、くっつき合いなんすよ
その5 俺のほうじゃあ、誰も死なねぇ
その6 与太さんは、それでいいんだよ
その7 あたい、泣いてないよ
その8 さぁさ、こっちへお入り 

※話の合間に挿入されている
「江利の知ったかぶり落語用語解説」もわかりやすい。

(平 安寿子著「こっちへお入り」祥伝社2008,3)


【】
こんばんは。
落語の魅力が存分に描かれていましたね。
江利が落語に夢中になってく様子に好感が持てました。
新しい見方が江利に芽生えてくるのも、なかなかよかったです。
【】
こんにちは。
本当に落語が好き、というブログの記事ですね(笑)。
私もこの本を読んで落語に興味を持ちました。
志ん朝と小三治はぜひ聞きたいです。

落語を演じることで異なる人たちの気持ちに気づいていく江利もよかったし、「落語頭」もいいなぁと思いました。

【】
こんばんは。
くじらさんのレビューが落語になってて
すごいなって思いました。
「江利の知ったかぶり落語用語解説」
とても勉強になりました。
江利のと言うより「安寿子の」ですよね(笑)
【】
◆ 藍色さん こんにちは。

 落語の魅力に、平さんが
のめり込んで描いている感じで
楽しんだり、感心したりでした。
江利が「落語頭」をつけていく姿
面白かったですね。


◆ mintさん こんにちは。

 ふふっ。落語大好きです。
志ん朝も小三治も聴きごたえがあります。
お楽しみください。
ボクは、柳家さん喬さんの「芝浜」が聴いてみたくなりました。


◆ ななさん こんにちは。

 ボクのレビュー。つい落語口調になってしまいました。
影響されやすくて(笑)
そう!安寿子さんの落語好き。
面白がったり、感心したりでした。
この記事へコメントする















こっちへお入り 装幀は松昭教。「小説NON」連載に加筆訂正。 三十三歳の独身OL吉田江利は親友、友美の素人落語の発表会に。職場ではあ... ...
今日読んだ本は、平安寿子さんの『こっちへお入り』です。 落語を題材にした話で、おもしろかった〜。 ...
こっちへお入り 平 安寿子 JUGEMテーマ:読書 落語好きにも、そうでないあなたにも。笑いあり、涙ありの素人体当たり落語寄席、開演!この私が、やれるのか。人を笑わせられるのか?吉田江利、三十三歳。独身OL。落語に挑戦しちゃいます。 素人が落語に挑戦しよう... ...

本命くじら

Author:本命くじら
 本が好きです。自然も好きです。
人間という生き物にキョウミシンシン!
本は快楽。本はエネルギー。…ってことで。
 よろしく!

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。