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◆ 上方では「禁酒関所」ともいう。
酒に酔って、城下の者同士がトラブルを起こした。
それを理由に、殿様が家中の禁酒を宣言。
屋敷に酒が持ち込まれないように
出入りの者たちの荷物調べのために「番屋」をもうける。

とはいっても飲みたい酒。
酒好きな侍・近藤氏が、屋敷に寝酒を届けるように酒屋に注文する。
酒屋は、どうやって、番屋の検査役の目をごまかそうかと考える。

最初は「カステラ」の箱の中に、徳利を二本隠して持ち込もうとする。
軽いはずの箱を「どっこいしょ!」と持ち上げて、ばれてしまう。
番屋の役人に酒を飲まれたうえ「この偽り者めっ!」と怒鳴られ、命からがら逃げ帰る。

次に、「油」を届けると一升瓶に入れて持ち込もうとするが、
またも役人に「役目だ!」と酒をがぶがぶと飲まれ
「この偽り者め!」と怒鳴られて、逃げ帰る。
大きな茶碗で酒を飲みすぎて、役人はべろべろの泥酔状態になる。

酒屋は、あまり悔しいと、最後に「小便」を瓶に詰めて持っていく。
べろべろに酔っている役人は、浅知恵の町人が、また酒を持ってきたと思う
屋敷の肥料に使う「小便」が入っていると言うのを「今回は燗までして、持ってきた」と
同僚と笑いながら、好きな酒が又飲めると、酒のつもりで飲むが…!!

役人は、最初から「小便」と聞いているから「偽り者めっ!」と言えない。
「この…正直者めっ!がぁ!」

◆ シンプルに笑える噺だ。
酒を持ち込むたびに、べろべろに酔っていく役人の口調の変化が楽しい。
酒好きで傲慢な役人と、町人の心もちが、鮮やかに描き出されている。

(CD音源・昭和55年10月16日東宝名人会)


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本命くじら

Author:本命くじら
 本が好きです。自然も好きです。
人間という生き物にキョウミシンシン!
本は快楽。本はエネルギー。…ってことで。
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