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  数ある落語の名人の中で、別格の面白落語家・志ん生。
その昔、酔っぱらって、仕事の寄席の高座の上で寝てしまったという逸話がある。
もう一人の名人・桂文楽が、言葉も時間も正確に刻んで笑わせれば
古今亭志ん生は、型破りの豪快さで、爆笑をさそう。
ボクは一時期、この人の落語ばかり聴いていた時があるが
志ん生の「たがや」は、初めて聴いた。
甲高く、軽い口調に惹きつけられる。
これぞ爆笑名人の芸。

 この噺「たがや」は、江戸の夏の風物詩、両国の川開きの花火でごった返す
両国橋の上で起こった「士農工商」の身分差別が激しかった頃の噺。


 混み合う橋の上、押された弾みで、たがや(桶の修繕屋)が馬上の武士の笠を跳ね飛ばす。
「無礼者っ!屋敷まで来い!」と高飛車に言う武士。しかし、行けば命はない。
年老いた親の世話もあるし勘弁してくれと謝るが、武士は勘弁できないという。

力を背景に、町人に無理を言う武士。
たがやは、人の気持ちがわからない武士に啖呵をきる。
「丸太ん棒!」

 見ている町人たちは、たがやを応援する。
必死に抵抗するたがや。
武士から奪った刀を払えば、武士の首が、宙に飛ぶ。
打ち上げられた花火への、ほめ言葉「玉屋ぁ~~!」にひっかけて
見ていた町人が叫ぶ。
「た~がやぁ~~!」


(CDの音源・昭和37年5月16日)

◆ 三遊亭圓楽の「たがや」もオススメ。


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本命くじら

Author:本命くじら
 本が好きです。自然も好きです。
人間という生き物にキョウミシンシン!
本は快楽。本はエネルギー。…ってことで。
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