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いつもながら主観的読み方なのだ。
今回、ずんと来たもの。それは「意味のある負け方について」。

(お話)
◆両親の復縁、父の就職で、九州福岡に転校する西荻(甲本)早苗。
転校先では剣道をやめ、日本舞踊をするとの別れ際の言葉にショックを受ける磯山香織。
実は、九州の強豪高校に転校して剣道を続ける早苗。
だが、転校先の部の練習方法や、同じクラスの部員・黒岩伶那(レナ)の
「剣道競技化」論の考え方に違和感と居心地の悪さを感じる。

一方、東松学園高校女子剣道部の磯山は、早苗や上級生の抜けた後を埋めようと奮闘する。
なれなれしいが憎めない後輩、田原美緒。中学で一緒だった清水が付きまとったり…。
時代離れした言動ながら、まっすぐな磯山の日々が楽しい。
そして「お気楽不動心」のはずの早苗が、新たな土地で、悩みながら歩き方を探していく。
剣道を通して交差し、刺激しう二人。
さてさて…。

(思ったことなど)
◆ とにかく好きだ。波長があう作品。
笑いまくりながら、剣道を通して羽ばたこうとする二人が好きだ。
早苗の好きな作家は森絵都らしい。
剣道の試合の場面では、自分が竹刀を握っているような気分になる
後輩・田原美緒や、清水と磯山のかけあいも面白い。
最後の早苗とレナとの決闘も手に汗握る。

今回、胸にずんときたのが「意味のある負け方について」。
横浜市民秋季剣道大会で負けた早苗。桐谷に指摘された弱点を実践で試そうとして敗れた。
「結果は失敗。でも、この失敗がいいのだと、早苗はいう。」(270)
そして磯山。インターハイで強豪福岡南高校の西木に敗れるが、破れたことを次につなげる。
相手の「背中は見えた。この手応えは大きい。」(197)と。


この二人の何気ない共通。次に勝つための「意味のある負け方」じゃない。
次も、負けるかもしれないとしても…。
今日を明日につなげていく、学びのハートって元気をくれるってことだ。
物語の脇道のひとコマかもしれないけど、好きなのだ。

…ってことは、おくとして。
面白い!おすすめのイッサツ!

(誉田 哲也 著「武士道セブンティーン」2008,7文藝春秋)


【】
こんばんは。
二人に「武士道」について伝える
香織のお父さんや吉野先生などの言葉。
なるほどな〜と頷きました。
早苗が森絵都さんが好きとわかったときには
なんだか「私も!」と嬉しくなりました。
【】
ななさん こんばんは。

ただの暴力でもスポーツでもなく
生き方としての「武士道」でしたね。
一つの哲学と一体になっている剣道という
考え方は、面白いと思いました。

早苗が絵都さん好きという所、ボクも手を叩きました。
ななさんは、絵都さんのほとんどの作品を読んでいますね。
ボクも「いつかパラソルの下で」を再読しています。
【】
こんにちは!
面白かったですねーっ!夢中で読んでしまいました。
武士道の道を歩む二人を、これからもずーーっと見ていたいと思っちゃいます。
【】
すずなさん こんばんは。

ほんと! 面白かった〜。
ボクもラッキーにもぶっ続けで読みました。
二人の性格の違いや周りのメンバーとの掛け合い。大笑いでした。
続編、ぜひ出して欲しいシリーズです。
【】
こんにちは。
返事が遅くなりました。すみません。
今回は早苗の悩む姿が印象に残ってます。
武士道をきわめようとする香織と早苗にはぜひこれからもがんばってほしいなと思います。
二人がどうなっていくのか、続編も楽しみです。
ちなみに私も森絵都さん、好きです(笑)。
『いつか〜』を読まれたんですね。
時間がなくて、そちらのコメントは改めて書きますね〜。

【】
mintさん こんばんは。

「お気楽不動心」(笑)のはずの早苗でしたが
見知らぬ学校の練習や、レナの剣道の考え方に悩んでいましたね。
二人とも悩みと付き合いながら成長して行く姿が、さわやかです。
続編ぜひと思いました。

絵都さんボクも好きです、再読中です。
「いつか…」面白かったです。
今日は「つきのふね」をUPしました。
【】
こんばんは。
香織と早苗の瑞々しい気持ちの揺れ動き、
一途さがよかったですね。
続編も、とっても楽しみです。

こちらから
トラックバックさせていただきました。
【No title】
藍色さん こんばんは。

香織と早苗、対照的なタイプなんだけど
二人とも、真っすぐな眼差しがグッときます。
いい作品ですね。ぜひとも続編読みたいものです。

TBサンキュです。
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本命くじら

Author:本命くじら
 本が好きです。自然も好きです。
人間という生き物にキョウミシンシン!
本は快楽。本はエネルギー。…ってことで。
 よろしく!

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