2017 / 10
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◆ 「いいなぁ~いいなぁ~」と、何度思ったか。
四年前に、屋久島に行くきっかけになった本。
島の美しさ。神秘的な自然の営み。
楽しさ てんこもり。

この前に放映していた「学校Ⅳ・十五歳」の舞台が屋久島だったり
森絵都さんの「屋久島ジュウソウ」を読んでいたら、この本も
再読したくなった。

◆ これは、屋久島を語りながら、生きる姿勢のことも
自然の美しさや、屋久サルなどとの付き合い方も
川エビやカメの手・貝などを採る楽しみや
採った幸を、好きな人たちと一緒にビールと味わう姿も、楽しそうに描かれている。

◆ 最初「遊園地のような楽しさ」を求めていた屋久島。
でも島の案内をしてくれた人から「自然の中には用意された楽しみなんてない。
自分で発見し、出会う喜びがあるだけだ」(P23)
ってことを教わる。そんな体験を経ながら
「あまり紹介されない屋久島の出来事や出会い」を紹介している。

◆ いくつも いくつも 素晴らしい描写がでてくる。さわりをチラリ。
「一人、たったひとり自分だけが感じる美しさが私を救うことが出来る。…
あるとき、私が美しいと感じるもの、それは私だけに贈られた
世界からのプレゼントなんだ」(P75)


 白谷山荘を経て、地元の人に教えられた岩屋にたどりついて周囲を見渡した時の描写。
「陽の光が森の緑に降り注いで、世界は一点の曇りもなく、あきらかで、そこには、
たぶんどんな邪悪な心も入り込む隙がないほど、張りつめて、高潔だった。」(P80)


 ボクも飲んだけど、森の中を流れている水は、とっても美味なのだ。
彼女は、島の名水10選を、つくろうかと思ったりする。
「私はこのまま苔になってここに、この緑の森に
この水の潤いで生きていきたいって心から思った。
世界は緑。深く緑、濡れて透明な光を放つ緑。」(P110)


 あぁ~きりがない。素晴らしい描写や楽しさのオンパレード。
読んでいたら、縄文杉まで歩いた、空気や水や木々。匂いも味も色も思い出した。

◆ 題名の「ひかりのあめふるしま」は、濁った肉体を浄化してくれるような
澄んだひかる雨の島を象徴しているんだろうと思った。   
幸せな出会いの連鎖の中に、田口さんの屋久島体験はあるんだなぁと、改めて思った。


(田口ランディ著 「ひかりのあめふるしま 屋久島」幻冬舎文庫2001.8再読)


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本命くじら

Author:本命くじら
 本が好きです。自然も好きです。
人間という生き物にキョウミシンシン!
本は快楽。本はエネルギー。…ってことで。
 よろしく!

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